Android 開発環境の構築
Android は Java で開発する。
ここでは Eclipse と Android プラグインを用いた開発環境の構築を目指す。
【1. JDK のインストール】
http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp
上記 URL から「JDK 6 Update 13」をダウンロードするか、
$ sudo apt-get install sun-java6-jdk
によって JDK をインストールする。
ダウンロードの場合は、自己解凍バイナリに実行アクセス権を付与し、
インストールを開始する。
$ chmod +x jdk-XXXXXXXXXXX-i586.bin
ダウンロードしたバイナリをパス名から指定して実行する。
ダウンロードしたファイルがカレントのディレクトリにある場合は、
ファイル名の前に「./」を指定しなければならない。
インストールが完了したら、環境変数（PATH）に追加を行う。
PATH を通しておかないと Eclipse の起動が出来ない。
→[詳しくはここを参照]
$ ~/vi .bashrc
JAVA_HOME=~/jdkX.X.X_XX
PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export JAVA_HOME PATH
$ source .bashrc
【2. Eclipse のインストール】
公式サイトからダウンロードする。
「Eclipse IDE for Java Developers (85 MB)」であり、
決して「EE」を選んではいけない。
解凍するだけでよいので、インストール作業はない。
日本語化するのであれば、以下のサイトから。
http://mergedoc.sourceforge.jp/
【3. Android SDK 1.5 のダウンロード】
http://developer.android.com/sdk/1.5_r1/index.html
ここからダウンロードし、解凍したら、フォルダ名を短く、
もしくは分かりやすいものに変更しておくのがよいかもしれない。
※私は「android-sdk」とした。
環境変数（PATH）に追加を行っておく。
PATH を通しておけばアンドロイドのツールが使いやすい。
→[詳しくはここを参照]
$ ~/vi .bashrc
ANDROID_SDK_HOME=~/android-sdk
PATH=$PATH:$ANDROID_SDK_HOME/tools
export ANDROID_SDK_HOME PATH
$ source .bashrc
【4. ADT(Android Development Tool) のインストール】
Eclipse 上からインストールが可能である。
[ヘルプ]→[Software Updates]→[Available Software]タブ→[Add Site]
以下URLの何れかを登録すればインストールが可能。
・https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
・https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/site.xml
・http://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
・http://dl-ssl.google.com/android/eclipse/site.xml
どうしてもエラーが出てしまいインストールが出来なかった場合、
もしくは Proxy 設定等で繋ぐことが出来ない場合は、
以下の URL から直接ダウンロードすることも可能である。
http://developer.android.com/sdk/adt_download.html
「features」と「plugins」を Eclipse に上書きすれば OK。
以上で Android の開発環境が構築できたことになる。
